鈴木眼科グループBlog トップ 鈴木眼科グループBlog モノビジョンレーシックのデメリットとメリット 手術による老眼の対処法② モノビジョンレーシックのデメリットとメリット 手術による老眼の対処法② 2024.12.08 番場 老眼多焦点眼内レンズスマホタブレット こんにちは。本日はタイトルにある、「モノビジョンレーシックのデメリットとメリット」についてお話していきます。参考「老眼 疲れる.....老眼の対処方法とメリットデメリットは?<<NO.2>>」 モノビジョンレーシックとは? モノビジョンレーシックとは片方の眼を遠くに、もう片方の眼を近くに焦点があるように、焦点を変えてレーシックを行う方法です。 慣れるまでどのくらい? 左右に度数の差も持たせる方法ですので、個人差はありますが、通常は見え方に慣れるまでに1-3ヶ月程かかる場合があります。 手術適用はどんな人? モノビジョンレーシックのみではなくレーシック全般に言えることですが、レーシックが適用できる度数には、限界があります。 デメリット・メリットは? デメリットは老眼の原因となっている水晶体は残っていますので、手術後も度数の変化の可能性があり、また白内障と老眼は必ず発症して進んでいき、時間の経過とともにほぼ例外なく見えづらくなってきます。 長時間にわたる運転や細かい作業・手元の作業をする方にはお勧めしません。 また、一時的にドライアイの症状が出たり、左右差に慣れない場合、頭痛やその他症状が出る場合があります。 メリットはメガネやコンタクトレンズ無しで、ある程度、遠くと近くが見えやすくなります。 参考までに、この記事に関連する他院Webサイトの記事はこちら 根本的な治療をする場合は、多焦点眼内レンズによる手術が必要になります。 ・多焦点眼内レンズによる近視・乱視・老眼治療・レーシック(LASIK)後の視力低下に対する近視・老眼治療としての多焦点眼内レンズ ・Q.「過去にレーシック手術を受けていても大丈夫ですか?」 多焦点眼内レンズQ&A[どんな人が手術を受けられるか]⑤ ・Q.「スマホ老眼も治せますか?」 多焦点眼内レンズQ&A[どんな人が手術を受けられるか]⑥ ・Q.「多焦点眼内レンズ手術は本当に安全なのでしょうか?」 多焦点眼内レンズQ&A[どんな人が手術を受けられるか]⑦ ・Q.「全国どこでも老眼・近視・遠視・乱視治療の多焦点眼内レンズ手術をお願いできますか?」 多焦点眼内レンズQ&A[どんな人が手術を受けられるか]⑧ ・Q.「多焦点眼内レンズ手術をしても、メガネやコンタクトレンズを使わなければならないケースはありますか?」 多焦点眼内レンズQ&A[どんな人が手術を受けられるか]⑨ ・近視・遠視・乱視と老眼、老眼とレーシックの関係 さいごに 今回は老眼の対処法「モノビジョンレーシックのデメリットとメリット」というテーマについてお話ししましたが、いかがでしたでしょうか? 次回は老眼の対処法「老眼用フェイキックIOLのデメリットとメリット」についてご説明していきます。 多焦点眼内レンズについての資料はこちら 当院ではお電話やWEBで治療相談のご予約を承っております。ぜひご気軽にご相談ください。 鈴木高佳 鈴木眼科グループ院長 兼 主任執刀医。 平成6年日本医科大学卒。日本医科大学第一病院にて麻酔科研修後、横浜市立大学医学部付属病院に所属する。この間、同大学病院、函館の藤岡眼科病院、小田原の佐伯眼科クリニックへの勤務を通して白内障手術はじめ眼科一般の経験を積む。平成14年より東京歯科大学市川総合病院眼科にて角膜疾患の診断・治療に携わり、また同年より東京歯科大学水道橋病院眼科にてLASIKをはじめとする屈折矯正手術と日帰り白内障手術を専門に行う。平成19年国際親善病院眼科部長に就任。網膜硝子体疾患に対し手術および内科的治療(光線力学療法、抗血管内皮増殖抑制因子硝子体注射療法など)を導入し、多数の患者さんの診断と治療を担当。平成22年4月、戸塚駅前鈴木眼科を開院。 関連記事 2025.01.20 【出演情報】AbemaTV 「For Japan-日本を経営せよ!」に鈴木眼科グループ代表の鈴木高佳が出演しました! 老眼多焦点眼内レンズスマホタブレット 2025.01.17 【番組放送のお知らせ】本日21:30から!AbemaTV 「For Japan-日本を経営せよ!」に鈴木眼科グループ代表の鈴木高佳が出演します! 老眼多焦点眼内レンズスマホタブレット 2025.01.15 【出演のお知らせ】AbemaTV 「For Japan-日本を経営せよ!」に鈴木眼科グループ代表の鈴木高佳が出演しました! 老眼多焦点眼内レンズスマホタブレット ブログ一覧
鈴木眼科グループ院長 兼 主任執刀医。 平成6年日本医科大学卒。日本医科大学第一病院にて麻酔科研修後、横浜市立大学医学部付属病院に所属する。この間、同大学病院、函館の藤岡眼科病院、小田原の佐伯眼科クリニックへの勤務を通して白内障手術はじめ眼科一般の経験を積む。平成14年より東京歯科大学市川総合病院眼科にて角膜疾患の診断・治療に携わり、また同年より東京歯科大学水道橋病院眼科にてLASIKをはじめとする屈折矯正手術と日帰り白内障手術を専門に行う。平成19年国際親善病院眼科部長に就任。網膜硝子体疾患に対し手術および内科的治療(光線力学療法、抗血管内皮増殖抑制因子硝子体注射療法など)を導入し、多数の患者さんの診断と治療を担当。平成22年4月、戸塚駅前鈴木眼科を開院。