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Q.「手術後はいつ頃から勤めを再開できますか?」 多焦点眼内レンズQ&A[手術後の生活]②

番場

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A.仕事で行う作業にもよりますが、一般的には手術2~3日後からの再開をお勧めしています。
回復が順調で、かつ安静にしていられる軽いデスクワークなどのお仕事であれば、もう少し早く再開できるかもしれません。手術翌日は検査と診察がありますが、その足で出勤する患者さんもいらっしゃいます。ただし、あまり目を酷使しないよう注意が必要です。

ハードな作業が伴うお仕事なら、医師と相談して復帰の時期を決めてください。プールや海、温泉など、水に接することの多い職業の人も同様です。職種や回復度によっては完全な復帰まで1か月は休んでいただいたほうがよい場合もあります。

さいごに

今回は「手術後はいつ頃から勤めを再開できますか?」という質問について回答しましたが、いかがでしたでしょうか?

これから夏に向かって、厚くなってきますね。
汗が目の中に入らない様に注意が必要です。

次回は[手術を受けたら、生活上で気をつけなければならないことはありますか?]という質問に回答していきます。

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鈴木高佳

鈴木眼科グループ院長 兼 主任執刀医。 平成6年日本医科大学卒。日本医科大学第一病院にて麻酔科研修後、横浜市立大学医学部付属病院に所属する。この間、同大学病院、函館の藤岡眼科病院、小田原の佐伯眼科クリニックへの勤務を通して白内障手術はじめ眼科一般の経験を積む。平成14年より東京歯科大学市川総合病院眼科にて角膜疾患の診断・治療に携わり、また同年より東京歯科大学水道橋病院眼科にてLASIKをはじめとする屈折矯正手術と日帰り白内障手術を専門に行う。平成19年国際親善病院眼科部長に就任。網膜硝子体疾患に対し手術および内科的治療(光線力学療法、抗血管内皮増殖抑制因子硝子体注射療法など)を導入し、多数の患者さんの診断と治療を担当。平成22年4月、戸塚駅前鈴木眼科を開院。

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