A.レーザーを使う白内障手術は(Femtosecond Laser Asisted Cataract SurgeryFLACS)と呼ばれています。手術の全体の流れは、著書の本文でご説明した従来の超音波白内障手術と同一です。従来と異なるのは、その流れのなかのいくつかのステップをレーザーで行うという点です。治療成績という面では、従来のオーソドックスな方法で、エキスパートの熟練した術者が行う方法との差はありません。
また、多くの場合、手術にかかる時間は少し長くなります。そして、追加の費用や手術自体の費用が、より高額になる傾向があります。
ただし、従来の方法は術者の熟練度によって手術成績や所要時間に、ある程度の差やばらつきがあったのと比較すると、(レーザーにより)機械化されたステップが増えた分、それらの差異やばらつきは少ないと考えられます。
今回は「レーザーを使う白内障手術があると聞きました。多焦点眼内レンズ手術では使わないのですか?」という質問について回答しましたが、いかがでしたでしょうか?
当院ではレーザーによる手術、従来の白内障手術、どちらも対応可能ですので、是非ご相談ください。
次回は[手術は仕事帰りに受けてもOKですか?]という質問に回答していきます。
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