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ケース③マリンスポーツ、登山、ドライブ旅行・・・ アクティブな日々を楽しみたいのに 老眼になってもあきらめなかった人たち[メガネやコンタクトレンズを使う生活、煩わしくないですか?]多焦点眼内レンズ 入門

番場

ケース③マリンスポーツ、登山、ドライブ旅行・・・ アクティブな日々を楽しみたいのに 老眼になってもあきらめなかった人たち[メガネやコンタクトレンズを使う生活、煩わしくないですか?]多焦点眼内レンズ 入門サムネイル画像

こんにちは。

本日も私がこれまで実際にお聞きしたお悩みについて、お話していきます。

今回のケースはタイトルにある、「マリンスポーツ、登山、ドライブ旅行・・・アクティブな日々を楽しみたいのに」についてです。
「老眼 疲れる.....老眼の対処方法とメリットデメリットは?<<NO.2>>」についてはこちら

1.老眼のせいで気づかなかった近視悪化が免許更新で発覚!
2.「サーフィンは周囲が見えないと危険なんです」
3.さいごに

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マリンスポーツ、登山、ドライブ旅行・・・
アクティブな日々を楽しみたいのに
Cさん(64歳 ・男性)

 

老眼のせいで気づかなかった近視悪化が免許更新で発覚!

自営業で4年前から代表職を長男に任せ、仕事はボチボチ、あとは趣味中心の気ままな毎日です。
ガムシャラに働いてきた60歳代にとり、老後は人生のご褒美だと思っています。

趣味はサーフィンやヨットセーリングをはじめとするマリンスポーツ、国内外の登山、桜前線や紅葉を追い掛けて巡るドライブ旅行など。それぞれに同好の仲間がいて、古なじみの顔ぶれは一緒に年齢を重ねてきました。

老眼鏡を使うメンバーは50歳前後から増えましたが、私が初めてあつらえたのは60歳のときです。
周りから「君もとうとう使うようになったか」と冷やかされました。
眼科医によれば、私の老眼はとっくに始まっていたそうです。裸眼視力0.6~0.7の近視ぎみなのでもともと近くにピントが合いやすく、老眼の症状に気づかずにきたのだろうと言われました。

免許更新で「両眼視力が0.5に低下している」と不合格になり、視力矯正の必要があったので眼科に行きましたが、高齢者の運転が不安視されている昨今を考えれば恐ろしいことです。

「サーフィンは周囲が見えないと危険なんです」

老眼鏡と一緒に近視用のメガネを作り、普段は近視メガネ、新聞やスマートフォンを見るときは老眼鏡と2つを使い分ける生活が始まりました。
視界は良好。遠くの島や、稜線、薄暗い紫色の夕景もよく見える!

近くから遠くまではっきりきれいに見えるようになってみると、私の目はいつ間にか

"よく見えない状態"

に慣れていたのだと理解できました。
しかし、いったんクリアに見える視覚を取り戻すと欲が出てきました。地元の海でサーフィンやウィンドサーフィンをするときは度付きのスポーツメガネをかけるようになったのですが、これがどうにも邪魔でなりません。

サーフィンやウィンドサーフィンは、周囲がよく見えないと危険です。コンタクトレンズは「波の衝撃でずれたり、はがれたりすることがある」と仲間が言うので、最初から選択の範囲外でした。

若い頃ほど頻繁ではありませんが、今でも散歩中にいい波が来るのを見ると、家に帰ってボードを担ぎ出してくる、"おじさんサーファー"です。
死ぬまで波に乗り続けるために体調管理と体力維持を怠らなかったのに、もし目のせいで引退しなければならないとしたら、とても残念です。

さいごに

いかがでしたでしょうか?
今回のケースのような、老眼のせいで趣味に支障が出てしまうことは少なくないです。
よく見えるようにして、QOLを上げることは、手術で可能です。

「老眼 疲れる.....老眼の対処方法とメリットデメリットは?<<NO.2>>」

多焦点眼内レンズによる白内障手術
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鈴木高佳

鈴木眼科グループ院長 兼 主任執刀医。 平成6年日本医科大学卒。日本医科大学第一病院にて麻酔科研修後、横浜市立大学医学部付属病院に所属する。この間、同大学病院、函館の藤岡眼科病院、小田原の佐伯眼科クリニックへの勤務を通して白内障手術はじめ眼科一般の経験を積む。平成14年より東京歯科大学市川総合病院眼科にて角膜疾患の診断・治療に携わり、また同年より東京歯科大学水道橋病院眼科にてLASIKをはじめとする屈折矯正手術と日帰り白内障手術を専門に行う。平成19年国際親善病院眼科部長に就任。網膜硝子体疾患に対し手術および内科的治療(光線力学療法、抗血管内皮増殖抑制因子硝子体注射療法など)を導入し、多数の患者さんの診断と治療を担当。平成22年4月、戸塚駅前鈴木眼科を開院。

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